最終10回戦を残しているものの、同組44人中、下位8位以内が確定。今回で3度目の下位8位以内となり、規定によって降級となる。しかし、降級先のフリークラスには65歳定年制があり、74歳の有吉九段は3月31日付で55年間のプロ棋士生活に終止符を打つことになる。
有吉九段は岡山県備前市出身で、大山康晴十五世名人門下。昭和30年にプロ入り。名人を目指す順位戦A級に通算21期在籍した。44年の第28期名人戦では師匠の大山名人に挑戦し、名人戦史上初の師弟対決として話題を集めた。47年には初タイトルの棋聖位を獲得した。タイトル戦登場は9回、獲得1期。平成13年には6人目の通算1千勝を達成した。
【関連記事】
・ 囲碁 謝依旻が女流棋聖を奪取、3冠独占「夢のような結果」
・ 寝坊の郷田九段に罰金50万円 米長会長「言語道断」
・ 女流名人位戦、里見が先勝
・ 関西棋院元理事長“重戦車”橋本昌二九段が死去、74歳
・ “剛腕対決”は力負け 小沢氏が女流棋士と対局
・ 強姦致傷罪で男に懲役6年=神戸地裁支部の裁判員裁判(時事通信)
・ 鳩山首相 太宰府天満宮「梅の使節」の表敬に笑顔(毎日新聞)
・ 隠し金?豪雨被災「萩往還」から銅銭ザクザク(読売新聞)
・ <NHK>「のど自慢」司会に松本和也アナ(毎日新聞)
・ 新幹線ストップ 暑くて下着姿になった人も(産経新聞)